来月12月に部分日食が国内で見られますが、合わせて来年の台湾金環日食を睨んで日食撮影
の鏡筒搭載用赤道儀の変更を検討しています。
現在はビクセンのGP2ガイドパックを使用していますが、海外遠征の時は重さがネックになって
います(アメリカ遠征の時も帰りは乾電池を捨ててきて心苦しかったです)。そこでさらに軽量で
鏡筒搭載可能な赤道儀として、奄美皆既日食の時に結局使わなかったアイベルCD-1を利用出
来ないか検討しています。
押し入れの中にしまい込んでいたCD-1を引っ張り出して必要なパーツを先月から買い集め、
ドイツ式赤道儀として使用すると、こんな感じになりました。
(^^ゞ
カメラ:D800
マスターレンズ:AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR
テレコン:AF-S TELECONVERTER TC-20E III
そもそも何でCD-1を利用するほど軽量化しようかと思ったかと言うと、国際便の荷物の重量制
限の件もあるのですが、国立天文台のアメリカ皆既日食の撮影データを見て驚きました。トカラ
皆既日食の時は赤道儀ビクセンのGPでしたが、アメリカ皆既日食の時はポラリエに変更してい
たのでした。レンズはそこそこ重いシグマの望遠ズームを使っていたのに、です。
ポラリエの搭載能力はCD-1とほぼ同等と見ており、私も現在使用のGP2ガイドパックから変更
を検討しています。
今夜、ようやく仮セッティングをしたのですが、気になったのはテレコン無しでは微動雲台のツマ
ミがカメラボディが干渉してしまいます。元々テレコンを使うので結果的に問題はないですが、
ちょっと気を付けないと・・・。
ちなみに最終目的は、ボーグ89EDを搭載することですが、現在ちょうどよい雲台がなく、懇意
にしている天体屋に相談中です。